2024-07-01から1ヶ月間の記事一覧

コンビニ人生を選択する若者のゼロリスク志向

toyokeizai.net この記事では、「恋愛できない人々」は2010年頃から発生したと書かれている。これには一応納得する。それは、まさにスマホ世代であるから。 ただ、それ以前からこの傾向は始まっていたと私は考える。それは、つまり「マニュアル世代」の登場…

宗教二世の幼児虐待が問題になっているけれど‥‥

いわゆる宗教二世の幼児虐待の問題がしばしば取り上げられている。統一教会による「恋愛の禁止」、エホバの証人の「鞭打ち」「輸血禁止」などが話題になったりする。そういう問題について、ワイドショーのコメンテーターたちは、「自分で判断ができない子供…

神田財務官の檄文(?)

文春に神田財務官の記事。 「『衆愚を煽るマスコミ』神田財務官秘密結社での檄文」とある。 批判してるっぽい記事だが、特に批判内容はない。 10年以上前に勉強会の代表幹事として書いた文章らしい。中身を見ると、なかなか良いことが書いてあるように私に…

花とおじサン

【これは、劇団「かんから館」が、2011年3月に上演した演劇の台本です】 遠くへ行ってみたいと思いませんか?」と名付けられたサイトに集まってきた自殺志望の若い女性たち。その女性たちと、サイト管理者の老人との、奇妙な共同生活、逃避行が始まる。「生…

ネコが西向きゃ尾は東?

【これは、劇団「かんから館」が、2012年3月に上演した演劇の台本です】 1945年、日本は敗戦し、東日本はソ連に、西日本はアメリカに分割占領された。そして、冷戦下、東と西にそれぞれ独立国家が誕生する。西はアメリカの影響の下、資本主義国家に、そ…

権兵衛

【これは、劇団「かんから館」が、2012年10月に上演した演劇の台本です】 佐々木家にある老人が拾われてくる。どうやらこの老人は、佐々木家の息子、権兵衛の未来の姿がタイムスリップしてきたのであるらしい。この老人をめぐって、佐々木家の娘と権兵衛の恋…

ボクのお気楽レシピ

【これは、劇団「かんから館」が、2013年3月に上演した演劇の台本です】 何をやってもうまく行かず、女の子に振られてばかりのダメダメ人生を送っている若者。ふとしたきっかけから悪魔と契約をし、「お手軽人生レシピ」を手に入れる。その「レシピ」を使っ…

「光る君へ」を妄想する

「光る君へ」7月28日の回を見た。 「枕草子」は、道長・彰子陣営を攻撃する「紙テロ」って描き方になるのかあ。 あり得なくはないけど、ちょっと辛いなあ。 (実際、「枕草子」によって定子サロンが再評価されて、彰子の立場が苦しくなって、紫式部を女房…

子無し猫好き

news.yahoo.co.jp 無茶苦茶基本的なことがわかっていないで恥ずかしいのですが。 何で、テイラー・スウィフトは、そんなに影響力があるのですか? 元々カントリー出身の人なんだよね。そもそも、このカントリーという音楽が不思議だ。アメリカ人以外で聞く人…

現代社会はサイコパス社会なのか?

www.dr-mizutani.jp サイコパスというと、「反社会的精神病質」とされ、猟奇的殺人犯、無差別殺人犯などがイメージされることが多いのだが、近年は、かなり広義に扱われるようになってきているようだ。 すなわち、サイコパス=犯罪者という括りではなくなっ…

戦争がやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!

【これは、劇団「かんから館」が、2014年11月に上演した演劇の台本です】 なんかきな臭い時代になってきたなあということで、戦争とか正義とかをモチーフとした芝居を書いてみました。でも、いわゆる反戦劇とかではありません。オムニバス形式で、いろんなタ…

ぼちぼち行こか ~People Get Ready~

【これは、劇団「かんから館」が、2013年10月に上演した演劇の台本です】 とある大学のつぶれかけのボランティアサークル。そこに十回生の伝説のOBが現れて、サークルを再建しようとする。ところが、部員の1人が、どうやら新興宗教団体に入ってしまったら…

O VACATION

【これは、劇団「かんから館」が、2020年11月に上演した演劇の台本です】 夏の夜。とある廃墟と化した洋館に、2人の女の地縛霊がいた。そこへバカップルが肝試しにやって来る。その男は、何と2人を殺した犯人だった。地縛霊たちは男に復讐しようとするが‥‥…

結婚するって本当ですか

【これは、劇団「かんから館」が、2002年2月に上演した演劇の台本です】 数年ぶりにアパートに訪れた学生時代の友人。旧交を温める間もなくやってきた友人のフィアンセ。それは、駆け落ちの2人だったのだ。ところが、実はそれはただの駆け落ち話ではなかっ…

雪のない冬の日

【これは、劇団「かんから館」が、2005年2月に上演した演劇の台本です】 近未来を扱った作品。中東に派遣された自衛隊員が、自衛隊史上初の戦死者となる。その死をめぐって様々な人間ドラマが展開する。設定が現在と合わなくなっている箇所がありますが、あ…

ポケットの中の私

【これは、劇団「かんから館」が、2022年11月に上演した演劇の台本です】 家族って何だろう? 孤独って何だろう? 人と人は繋がり合えるのだろうか? そんなことを関西弁のセリフでごちゃごちゃ話してます。 〈登場人物〉 妹(山内幸子) 友人(小林真由美)…

アンダンテ・カンダンテ

【これは、2015年に高校演劇部の上演用に書いた演劇台本です】 とある高校の演劇部。コンクールに向けて作品作りに励んでいる。戦後70年を意識して、「戦争と平和」をテーマにした作品にしようとしているが、ただ、過去の悲劇を回顧するだけの芝居にはした…

空が空色

【これは、1996年に高校演劇部の上演用に書いた演劇台本です】 平凡な家庭の女子高生の兄が、ある日自殺した。理由は分からないままだったが、どうやら兄は、女子高生の友人と交際していたらしく、妊娠させていたという事実も分かってくる。当初は混乱してい…

【これは、劇団「かんから館」が、1999年10月に上演した演劇の台本です】 舞台は、とある駅のコインロッカー。そこには日々様々な人々が通り過ぎ、様々なドラマが展開している。行くあてのないティッシュ配りの少女。不倫のカップル。古い反体制音楽にあこが…

虹たちました

【これは、1996年に高校演劇部の上演用に書いた演劇台本です】 平凡な家庭の女子高生の兄が、ある日自殺した。理由は分からないままだったが、どうやら兄は、女子高生の友人と交際していたらしく、妊娠させていたという事実も分かってくる。当初は混乱してい…

オリンピックで「韓国」を「朝鮮民主主義人民共和国」と呼名

うーん。ヨーロッパにとってアジアってこの程度の認識なんだね。 小さな無名の島国ならまだしも、韓国は相当に大きな国なのにね。 ヨーロッパじゃ、北朝鮮のミサイル問題も関心がないのね。 もし、ウクライナをロシアと呼名したら、ウクライナ選手団は引き揚…

米津さんの「さよーなら またいつか!」

www.youtube.com 毎日見てるので、毎日聞くこの歌。 「空につばを吐く」のところを少しシャウトぎみに歌うのは良い感じ。 ただ、おわりの「知らねーけれど さよならまたいつか」の「知らねーけれど」がどうしてもひっかかる。 「どーでもいいじゃん」と思っ…

ギブソン130周年って。数年前に倒産してませんでした?

gibson.jp 130周年って。 数年前に倒産してませんでした? rollingstonejapan.com toyokeizai.net ギブソン倒産についての記事や論考をいろいろ読んでみたが、どれも「多角化経営の失敗」を原因に挙げている。 違うだろ? 音楽をやってないヤツはこれだから…

ジオラマ

【これは、劇団「かんから館」が、2000年6月に上演した演劇の台本です】 若くして事業を拡大し、大きな成功を手に入れた青年実業家。しかし、彼の私生活は謎に満ちていた。幸福な生活を送っているかに見えた彼だが、その実、女性関係は乱れ、多くの愛人を抱…

海月出づる時

【これは、劇団「かんから館」が、2005年8月に上演した演劇の台本です】 近未来の日本。政治的、歴史的に大きな転機を迎えていた。そんな中で、そんなややこしい情勢とは全く無関係に、若い女性たちが、少し時期遅れの海水浴に出かけようとしていた。クーデ…

ロングアイランド・アイスティー

【これは、劇団「かんから館」が、2006年8月に上演した演劇の台本です】 カクテルの「ロングアイランド・アイスティー」が、スピリッツの微妙な配合率の一期一会で作られているように、この芝居は、3人の、かなり味わいの違う人間の一期一会から成り立って…

「小説家になろう」

「自分の脚本をどこかに移そう」と思って、いろんなサイトを調べてみた。 で、その筋で高名な「小説家になろう」も見てみた。 食わず嫌いの「転生小説」も少し読んでみた。 でも、やっぱり無理だった。 何かすごいよね。 すぐに異世界に転生することは知って…

米津さんの「さよーなら またいつか!」

www.youtube.com 毎日見てるので、毎日聞くこの歌。 「空につばを吐く」のところを少しシャウトぎみに歌うのは良い感じ。 ただ、おわりの「知らねーけれど さよならまたいつか」の「知らねーけれど」がどうしてもひっかかる。 「どーでもいいじゃん」と思っ…

ナツイロノオモイデ

【これは、劇団「かんから館」が、2003年8月に上演した演劇の台本です】 学生時代の演劇サークルの仲間が自殺した。急な知らせにサークル仲間達が4年ぶりに集まった。葬儀の後のホテルのロビー。追悼のような、あるいは同窓会のような、不思議な時間が過ぎ…

本当の「エリート教育」が必要だと思う

英才教育とエリート教育 英才教育と言って、バレエとかピアノとかフィギュアスケートとか「3歳の時からやってました」というのが美談みたいによく報道されてます。特にスポーツ系の話題で多いですね。でも、どうなのかな? まあ、そういうおうちは昔からあ…