戯曲・台本
【これは、劇団「かんから館」が、2004年8月に上演した演劇の台本です】 「僕はひとりぼっちなんです。僕がもし、明日いなくなっても誰も気づかないんです。何もなかったように、平凡な毎日が続いてゆくんです。」「空が空でなくなるあたり、青が青でなくな…
【これは、劇団「かんから館」が、2010年2月に上演した演劇の台本です】 女の子5人がピーチクパーチクとおしゃべりをするオムニバス作品集。楽しい話、悲しい話、コミカルな話、恐い話、不思議な話‥‥。さまざまなタイプのショートストーリーを集めている。…
【これは、劇団「かんから館」が、1999年2月に上演した演劇の台本です】 ある会社の社員寮の一室に、若い女たちと初老の管理人が同居生活をしている。彼等は、ただ暇をもてあまして自堕落な毎日を送っている。ところが、そこには大きな秘密があった。未だは…
【これは、劇団「かんから館」が、2024年6月に上演した演劇の台本です】 やや、遅ればせながら、昨今流行の「転生」「タイムスリップ」ものの台本を書いてみました。なぜかホモサピエンスの話になりました。 〈キャスト〉 愛 アイ 荻原朔太郎 1 河原の土手…
【これは、2019年に高校演劇部の上演用に書いた演劇台本です】 とある高校の演劇部。秋のコンクールで「死」をテーマにした演劇をやろうとするが、その台本執筆の最中に、顧問のユミコ先生が自殺する。 〈登場人物〉 アユミ ミホ ナナ カエデ サキ 景浦 石田…
【これは、劇団「かんから館」が、2019年12月に上演した演劇の台本です】 娘2人に看取られながら母親が死ぬ。そこに現れる怪しい修験者、怪しい葬儀屋。次々に狐の霊や玉梓が怨霊が現れ、しっちゃかめっちゃかに話が展開する。「この世はかりそめであり、生…
【これは、劇団「かんから館」が2020年8月に上演した演劇の台本です】 葬儀のテーマパーク「エバーエンディングスタジオジャパン(ESJ)」。新型コロナ感染症のためにオープンできないまま5ヶ月が過ぎた。コロナ禍における死のあり方、人間のあり方の話…
【これは、2017年に高校演劇部の上演用に書いた台本です】 ひとりぼっちの女の子の話。逢魔が時、消えた女の子は、異界と現実の狭間をさまよう。自分探しの旅の物語。 〈登場人物〉 X 菜穂 A B C D E 1 幕は閉まっている。 上手から、古い自転車に乗…
【これは、劇団「かんから館」が2017年6月に上演した演劇の台本です】 50代の男と10代後半の女が、同じ家に住んでいる。2人の関係は謎。題名の「だいたい真実」は、「代替真実」と「大体真実」のダブルミーニング。ストーリーのないちょっと不思議な芝…
【これは、劇団「かんから館」が、2022年11月に上演した演劇の台本です】 家族って何だろう? 孤独って何だろう? 人と人は繋がり合えるのだろうか? そんなことをごちゃごちゃ話してます。 〈登場人物〉 妹(山内幸子) 友人(小林真由美) 母(山内静子) …
【これは、劇団「かんから館」が2022年6月に上演した演劇の台本です】 少し大げさに言うと「現代の黙示録」みたいな芝居。21世紀を迎えて、メルトダウンしつつある日本、メルトダウンしつつある世界、メルトダウンしつつある私‥‥。あと、文壇ネタ多し。 〈登…
【これは、劇団「かんから館」が2021年5月に上演した演劇の台本です】 現代人の「孤独」「孤立」について扱った芝居。無縁社会、孤独死、コミュ障、コミュニティの崩壊などなど。ややコメディタッチで描いています。 〈登場人物〉 男A 男B 男C 男D 男E …
【これは、劇団「かんから館」が、2010年10月に上演した演劇の台本です】 秋風そよぐ昼下がり。ダージリンとジャムとビスケット。ミルクを注いでお砂糖一つ。ちょっぴりアンニュイ気分で、秘密の会話を致しませう。 猫と暮らしている専業主婦の女性。ミステ…
【これは、劇団「かんから館」が、2004年2月に上演した演劇の台本です】 「宗教アパート」と呼ばれるボロアパートに住むさえない青年正ちゃんとキューちゃん。そこに小池さんやオスカル、アンドレ、ウランちゃんなど、奇人変人が次々と登場し、しっちゃかめ…
【これは、劇団「かんから館」が、2003年2月に上演した演劇の台本です】 2103年。地球は、太陽系に勢力を拡張し、数多くの金星人を受け入れていた。移民として劣悪な生活環境に置かれている彼等は、夜な夜な「金星人バー」に集まり、憂さを晴らすしかな…
【これは、劇団「かんから館」が、2005年2月に上演した演劇の台本です】 平成21年2月。イランで自衛隊史上初めての戦死者が出た。その犠牲者を英雄としてたたえようとする人々。戦争の悲惨で汚い真実を暴き出そうとする人々。様々な思惑が、死者を、そして…
【これは、劇団「かんから館」が、2006年2月に上演した演劇の台本です】 男は言った。「世界は終わった。」ある日、突然世界は終わってしまったのだ。残された5人の男女。女は言った。「演劇をやりましょう。」こうして、観客のいない世界の終わりで、世界…
【これは、劇団「かんから館」が、2007年10月に上演した演劇の台本です】 少年の名はオズマ。13歳で赤ちゃんポストに捨てられた。そのオズマを引き取った育ての親、星一徹子。彼女は、オズマを愛国青年にすべくスパルタ教育を行う。その秘密兵器は名付けて…
【これは、劇団「かんから館」が、2008年3月に上演した演劇の台本です】 弥生3月。とある精神病院。長期入院中の患者たちは単調な生活に退屈しきっていた。そこへ18歳の女性患者が転院してきた。色めき立つ患者たち。手を変え品を変えて女性患者に取り入…
【これは、劇団「かんから館」が、2008年10月に上演した演劇の台本です】 9つのショートストーリーからなるオムニバス作品。テーマは、「出会い」「終末と再生」少しシュールでコミカルなストーリーが多いです。「不思議好き」の方におすすめです。 〈登場…
【これは、劇団「かんから館」が、2009年3月に上演した演劇の台本です】 のどかな早春の昼下がり。のんびりとした田舎町の信用金庫の出張所に大事件が勃発! あろうことか、拳銃を持った銀行強盗が押し入り、人質を取って籠城したのだ。緊迫する行内。刻々…
【これは、劇団「かんから館」が、2011年3月に上演した演劇の台本です】 遠くへ行ってみたいと思いませんか?」と名付けられたサイトに集まってきた自殺志望の若い女性たち。その女性たちと、サイト管理者の老人との、奇妙な共同生活、逃避行が始まる。「生…
【これは、劇団「かんから館」が、2012年3月に上演した演劇の台本です】 1945年、日本は敗戦し、東日本はソ連に、西日本はアメリカに分割占領された。そして、冷戦下、東と西にそれぞれ独立国家が誕生する。西はアメリカの影響の下、資本主義国家に、そ…
【これは、劇団「かんから館」が、2012年10月に上演した演劇の台本です】 佐々木家にある老人が拾われてくる。どうやらこの老人は、佐々木家の息子、権兵衛の未来の姿がタイムスリップしてきたのであるらしい。この老人をめぐって、佐々木家の娘と権兵衛の恋…
【これは、劇団「かんから館」が、2013年3月に上演した演劇の台本です】 何をやってもうまく行かず、女の子に振られてばかりのダメダメ人生を送っている若者。ふとしたきっかけから悪魔と契約をし、「お手軽人生レシピ」を手に入れる。その「レシピ」を使っ…
【これは、劇団「かんから館」が、2014年11月に上演した演劇の台本です】 なんかきな臭い時代になってきたなあということで、戦争とか正義とかをモチーフとした芝居を書いてみました。でも、いわゆる反戦劇とかではありません。オムニバス形式で、いろんなタ…
【これは、劇団「かんから館」が、2013年10月に上演した演劇の台本です】 とある大学のつぶれかけのボランティアサークル。そこに十回生の伝説のOBが現れて、サークルを再建しようとする。ところが、部員の1人が、どうやら新興宗教団体に入ってしまったら…
【これは、劇団「かんから館」が、2020年11月に上演した演劇の台本です】 夏の夜。とある廃墟と化した洋館に、2人の女の地縛霊がいた。そこへバカップルが肝試しにやって来る。その男は、何と2人を殺した犯人だった。地縛霊たちは男に復讐しようとするが‥‥…
【これは、劇団「かんから館」が、2002年2月に上演した演劇の台本です】 数年ぶりにアパートに訪れた学生時代の友人。旧交を温める間もなくやってきた友人のフィアンセ。それは、駆け落ちの2人だったのだ。ところが、実はそれはただの駆け落ち話ではなかっ…
【これは、劇団「かんから館」が、2005年2月に上演した演劇の台本です】 近未来を扱った作品。中東に派遣された自衛隊員が、自衛隊史上初の戦死者となる。その死をめぐって様々な人間ドラマが展開する。設定が現在と合わなくなっている箇所がありますが、あ…