この有名なジミー・ペイジのかっこつけ写真。(1975年頃?)
どう見てもナチスの軍帽をかぶってますよね?
あのうるさいイギリスで問題にならなかったのですかな?
今更だけど、よくロックの殿堂入りとかできましたね。
そういえば、たぶんこのペイジの影響だと思うけど、沢田研二もナチスのコスプレしてましたね。近年のリベラル寄り言動と照らし合わせると興味深いですね。
敢えてぶっちゃけ告白すると、ナチスドイツはスタイリッシュでかっこいいんですよね。軍服も兵器も。
私、中1~2の時、模型少年でしたが、ドイツ軍の戦車しか作りませんでしたから。アメリカのシャーマンとかダサくて絶対イヤだった。それならソ連のT34の方が良かった。なにせ、ドイツ戦車はポルシェとかが設計してますからね。
まあ、これは偶然では全くなくて、そのスタイリッシュさとか統一感とかセンスとかは、ナチスの「世界に冠たるアーリア人」の「美学」として意図的に打ち出されたものですからね。これにヒトラーがどの程度絡んでるかはわかりません。ヒトラーは画家なので、結構関与してるのかもしれないし、あるいは宣伝相ゲッペルスのセンスなのか。私はゲッペルスの戦略が大きいような気がしますが。
その頃(模型少年時代)のことを回顧すると、もちろんガキだからほとんど何も考えてなかったんですが、たまたま小学校の時から家に日刊赤旗があって、読んでたりしてたもので、しかも昭和40年代の京都に住んでたもんで、それなりに反戦思想みたいなのはあったように思うんです。だから、戦車に夢中な自分に対して矛盾を感じなかったのかどうかと言えば、ほとんど感じてはいなかったんだけど、それでも日本軍は避けたいみたいなのはあったような気がします。もちろん「日本軍はダサい」という意識で、実際にダサいと思ってましたが、「あんまり関わりたくない」という無意識の意識みたいなのはあったように思いますね。
それで、中2までは戦車ばかり作ってたくせに、中3でギターを始めると、とたんにフォーククルセイダースの反戦歌ばっかり歌い出すとか。我ながら、人間っておもしろいというかいいかげんですなあ。ま、この辺は、上記のジュリーにも通じるところがあって、私は彼を非難はできません。