これ、申し訳ないけど笑っちゃう。
いつの時代の話してるの?
GHQが西から共学化を進めて行って、東京まで行ったところで、推進していた民政局リベラル派がパージされて、埼玉以北の共学化が頓挫しちゃっただけでしょ?
もう80年前の話だよねぇ。
別にケンカを売る意図は全くないのですが、「男女別学の良さ、意義、伝統」とか言われると、正直、極めて素朴に「天動説の伝統、良さ」とか「学校教育で進化論を押しつけるな」と言われてるみたいな感じで、何が議論になるのか全くわかりません。
これね、お年寄りだけでなく、いわゆる名門校、伝統校出身のお若い方が「共学校は二流校の感じがして嫌だ」とか得々とおっしゃってるのを見たりすると、吹き出してますよ。悪いけど。
でも、考えてみたら、ついこの間まで、東京じゃ、男女別定員募集だったり、名列表が男女別になってたりしてたんだよねぇ。
京都の人間としては、「首都でそんなアナクロなことやってんの?」とびっくりたまげましたが、あれの改定も結構もめてましたよねぇ。(「男女混合名簿」なんて言葉は、あの時のニュースで生まれて初めて聞きました。)
人間、慣れたものはなかなか変えられないもんなんですねぇ。
理屈とか、合理性とか、そんなものは屁の突っ張りにもならないんだなあ。
そりゃね、21世紀の今でも「男女平等の行き過ぎ」なんて言ってる人が結構いるもんねぇ。「選択的夫婦別姓」だって、「家族が崩壊する」とか‥‥。「選択的」って日本語が読めないの? ていうか、これに関しては「えー、家族が崩壊していないとか思ってるわけ?」と言いたいけどね。
もっとぶっちゃけ言っちゃうと、これ(公立学校の男女別学)がどうして「憲法違反」にならないのかわからない。