2024-08-01から1ヶ月間の記事一覧

Blue ~たゆたう僕達の時間~

【これは、劇団「かんから館」が、2004年8月に上演した演劇の台本です】 「僕はひとりぼっちなんです。僕がもし、明日いなくなっても誰も気づかないんです。何もなかったように、平凡な毎日が続いてゆくんです。」「空が空でなくなるあたり、青が青でなくな…

ぴーちくぱっちわーく

【これは、劇団「かんから館」が、2010年2月に上演した演劇の台本です】 女の子5人がピーチクパーチクとおしゃべりをするオムニバス作品集。楽しい話、悲しい話、コミカルな話、恐い話、不思議な話‥‥。さまざまなタイプのショートストーリーを集めている。…

2001年宇宙の旅

【これは、劇団「かんから館」が、1999年2月に上演した演劇の台本です】 ある会社の社員寮の一室に、若い女たちと初老の管理人が同居生活をしている。彼等は、ただ暇をもてあまして自堕落な毎日を送っている。ところが、そこには大きな秘密があった。未だは…

NHKラジオ国際放送の反日発言の件

news.yahoo.co.jp これはなかなか背景がややこしそうだな。まあ、件のスタッフの個人的な信条でやったのではないだろう。ネットでは「こんな反日中国人を長期間使って来たNHKのリスク管理のずさんさ」みたいな非難だらけだけど、ほんとにそんな人間だった…

差別を憎むリベラルという名の自覚なき差別者

www.youtube.com 最近、おかだのYouTubeはほぼ見てなかったのだが、これは納得。 「リベラル」は「自分の差別体質に自覚のない差別者」「最も差別を嫌い、否定する差別者」というのは、その通りだと思う。 「人は皆平等であるべきだ」という理念は正しいと思…

うちの家終わってるなあと「虎に翼」を見て改めて思った

news.yahoo.co.jp 今朝の「虎に翼」。 星家にやって来た寅子と星家の子供たちとの摩擦。 ああいうのを見ると、「やっぱりインテリというのは情がなくて冷たいんだな」と思った人も多いだろう。また、某秋篠宮家の親子関係を連想した人もいるかもしれない。 …

ドキュメンタリーとプロパガンダ。ヨーロッパ製ドキュメンタリーへの違和感。

www.nhk.jp 「ヒトラーとスターリン」を見た。 フランス製のドキュメンタリー。 BSでたまにヨーロッパ製のドキュメンタリーを見るのだが、共通して言えるのは、どうも「ドラマ」と「ドキュメント」の境界が曖昧な感じがする。 この作品も「ヒトラーはもう…

ナゾのアメリカ中西部

ja.wikipedia.org 大統領選挙の話で「アメリカ中西部」という言葉がよく出て来るが、地図で確認してびっくりした。 どうしてここが「中西部」なの? どう見ても「中北部」じゃない? 調べてみた。 どうも歴史用語らしい。 「1984年まで国勢調査局の正式名称…

公立高校の「共学化」が議論になっているそうで

news.yahoo.co.jp これ、申し訳ないけど笑っちゃう。 いつの時代の話してるの? GHQが西から共学化を進めて行って、東京まで行ったところで、推進していた民政局リベラル派がパージされて、埼玉以北の共学化が頓挫しちゃっただけでしょ? もう80年前の話…

1945年8月下旬の米軍との交渉で日本の運命が決まったのだった

www.nhk.jp この番組は非常に興味深かった。 8月15日の玉音放送で戦争が終わったのではない。 この後、9月2日のミズーリ号の降伏文書調印までの約半月のアメリカ軍との決死の交渉、やりとりで日本の運命が決まった。 知らない事実が多かった。 米軍は直…

「高校生の本分は勉学」だから、夏の甲子園は動かせないのだそうです

news.yahoo.co.jp こらこら、朝日新聞系列の雑誌が中立のふりして何言ってるの? お前ら興行主の関係者だろ? まあ、高校野球は、もうほんとにどーでもいいし、何か起こってもどーでもいいし、この件についてコメントする気は全くないんだけどね。 ただ、 高…

愛ゆえに人は殺す?

www.nhk.jp 人はなぜ殺し合うのか?2022年、たまたま大河ドラマの「鎌倉殿の13人」とロシアのウクライナ侵攻が重なる頃から、この問題に強い興味を抱き、世界の歴史なんかをいろいろ調べたりしました。結論から言えば、人類の歴史は、ほぼほぼ戦争、殺し合…

性交渉のない方が結婚はうまく行く?

news.yahoo.co.jp これ、驚いたことも事実だが、非常に勉強にもなった。 性交渉のない方が結婚はうまく行く、というのもそれなりに納得できる。 「離婚は3年以内が多い」というのは、性ホルモンなどの関係で「恋愛感情の賞味期限は3年」という学説(動物は…

「シビル・ウォー」の10月4日という公開日の絶妙さ

うちの劇団にいた子が京セラに入って、今横浜で働いているのですが、今月末からサンフランシスコに転勤になるそうてす。それで、お盆で帰省したので久しぶりに会いました。 「11月、ハリスが勝ったら、速攻飛行機のチケット取って脱出しろよ」とアドバイスし…

「シビル・ウォー」の10月4日という公開日の絶妙さ

うちの劇団にいた子が京セラに入って、今横浜で働いているのですが、今月末からサンフランシスコに転勤になるそうてす。それで、お盆で帰省したので久しぶりに会いました。 「11月、ハリスが勝ったら、速攻飛行機のチケット取って脱出しろよ」とアドバイスし…

コスパ、タイパで生活している若い人たちへ

別にお説教じゃないけど、老人の繰り言です。読みたくなかったら、読まないで下さい。 先日、マッチングアプリの話題で、コスパ、タイパが大事だと若い人が言ってた。タイパは初めて聞く言葉だったが、だいたい意味はわかった。 恋愛は、コスパ、タイパが悪…

ブログサイトって「先生」だらけだよね

最近、いくつかのブログサイトに加入して、いろいろ文章を発表してます。当然のごとく、全然バズりません。それはいいのですが。 他の人の記事を読むと、もうびっくりするぐらい「教えてあげよう」なんですよね。「読まれる文章の書き方教えます」「パズる記…

アメリカの内戦あり得べし

暴言ですみません。もしトランプが負けたら内戦になるという結構リアルな予想があって、危惧していました。でも、最近のかの国の中東政策とか見てると、民主党でも共和党でも一緒だし、いっそ内戦でもした方がいいんじゃない?とマジで思い出しました。一度…

今更過ぎますが、ネットの言論や誹謗中傷について

「床屋談義」とか「飲み屋の雑談」とか「便所の落書き」とか「噂話」「悪口」なんかは大昔からありました。 それが、ネットによって公然化してしまった。日の目を見てはいけないものが日の目を見るようになってしまった。しかも、並列的にあたかも「言論」で…

白人のあくなき中華思想。あんたら中国人ちゃうがな。

news.yahoo.co.jp わっかりやすいねー。 そこら中でダブルスタンダードなのね、この人たち。いや、トリプルスタンダードかな? もう、いいから、多様性とか無理してウソつかなくていいからさ。ええかっこしーはもうやめなはれ。特に、自分ことを棚に上げて他…

メンヘラと表現の境界についてちょっと考える

毎度言うが、もはや男性には期待してないので、女性の表現者限定‥‥する必要もないか。はは。 まあ、実際に、若い女性の戯曲とか作詞に「お。」と思うことが時々ある。「この子うまいんじゃない?」「センスいいんじゃない?」「才能あるんじゃない?」とか、…

こたつ記事による炎上拡散現象

ネットを見ると、もうねぇ、こたつ記事ばっかりですわ。オリンピックや芸能界の炎上や誹謗中傷は、ほとんどがこのこたつ記事由来のものです。 以前は、テレビのコメントの抜き書きをやってたけど、最近はツイートの抜き書きも多い。 こんなクソみたいな記事…

誰も見えない廃墟の空に青い鳥はなぜ行った

【これは、劇団「かんから館」が、2024年6月に上演した演劇の台本です】 やや、遅ればせながら、昨今流行の「転生」「タイムスリップ」ものの台本を書いてみました。なぜかホモサピエンスの話になりました。 〈キャスト〉 愛 アイ 荻原朔太郎 1 河原の土手…

僕は彼女がそこに立っているのを見ていた

【これは、2019年に高校演劇部の上演用に書いた演劇台本です】 とある高校の演劇部。秋のコンクールで「死」をテーマにした演劇をやろうとするが、その台本執筆の最中に、顧問のユミコ先生が自殺する。 〈登場人物〉 アユミ ミホ ナナ カエデ サキ 景浦 石田…

よりまし

【これは、劇団「かんから館」が、2019年12月に上演した演劇の台本です】 娘2人に看取られながら母親が死ぬ。そこに現れる怪しい修験者、怪しい葬儀屋。次々に狐の霊や玉梓が怨霊が現れ、しっちゃかめっちゃかに話が展開する。「この世はかりそめであり、生…

エバーエンディングストーリー ~果てしかない物語~

【これは、劇団「かんから館」が2020年8月に上演した演劇の台本です】 葬儀のテーマパーク「エバーエンディングスタジオジャパン(ESJ)」。新型コロナ感染症のためにオープンできないまま5ヶ月が過ぎた。コロナ禍における死のあり方、人間のあり方の話…

ゑとぎばなし

【これは、2017年に高校演劇部の上演用に書いた台本です】 ひとりぼっちの女の子の話。逢魔が時、消えた女の子は、異界と現実の狭間をさまよう。自分探しの旅の物語。 〈登場人物〉 X 菜穂 A B C D E 1 幕は閉まっている。 上手から、古い自転車に乗…

だいたい真実 ~Alternative Fact~

【これは、劇団「かんから館」が2017年6月に上演した演劇の台本です】 50代の男と10代後半の女が、同じ家に住んでいる。2人の関係は謎。題名の「だいたい真実」は、「代替真実」と「大体真実」のダブルミーニング。ストーリーのないちょっと不思議な芝…

ポケットの中の私

【これは、劇団「かんから館」が、2022年11月に上演した演劇の台本です】 家族って何だろう? 孤独って何だろう? 人と人は繋がり合えるのだろうか? そんなことをごちゃごちゃ話してます。 〈登場人物〉 妹(山内幸子) 友人(小林真由美) 母(山内静子) …

メルティーチーズな明日の私

【これは、劇団「かんから館」が2022年6月に上演した演劇の台本です】 少し大げさに言うと「現代の黙示録」みたいな芝居。21世紀を迎えて、メルトダウンしつつある日本、メルトダウンしつつある世界、メルトダウンしつつある私‥‥。あと、文壇ネタ多し。 〈登…