昨日の「虎に翼」。
ブルーパージの話。
「純度の低い正論は響きません」には、ちょっと驚いた。
こんな硬質な言葉がドラマに登場するなんてね。
あと、よねの「とても人間の所業とは思えないが、決して珍しい話じゃない」も。
それで、視聴者に反発を食らってないのも意外。
視聴者を見直す気はないけど、思ってた以上に女性視聴者に刺さってるのね。
「女性差別」「朝鮮人虐殺」「尊属殺人」「夫婦別姓」「原爆の国際法違反」「司法の独立」「少年法」etc.
朝ドラとは思えない硬派な話が出まくりなんだけど、「朝からこんな重たい話をやるな」という声も聞かないもんな。
どこかのテレビ評論家が、「朝ドラは、主婦が家事の片手間に流し見できるような作りにしなければならない。その点、虎に翼は失敗だ」とわかったように書いてたけど、それこそ、古くさい固定観念の女性蔑視だよね。
このドラマ、正座して見てる人が多いんじゃないかな?
脚本家の並々ならぬ覚悟を感じる。こんな作品書いちゃったら今後干される可能性だってあるしな。